中古住宅 購入時の土地関係のチェック項目と注意点①

中古住宅を購入するとき、建物の築年数や程度、間取り、設備などにばかり目がいって、土地のことが二の次になることも少なくありません。

建物の基礎は土地ですから、いくら上物(=建物)が良くても地盤が悪ければ台無しですし、住環境の良さを決めるのは、建物と同じくらい近隣の環境も大切です。

土地 イメージ

素人には分かりにくい境界・権利関係もしっかりチェックしておかないと、あとで大変なことになってしまいます。

ここでは、中古住宅を購入するときに土地に関してチェックしておきたい点や注意点を紹介します。

中古住宅 購入で注意したい土地のチェック事項

まず、土地の権利関係は抑えておきましょう。境界の確定状況や、抵当権・地役権など第三者の権利がないかなどです。

境界について

中古住宅を購入する際の契約書に【売主は、本物件引き渡しのときまでに隣地との境界を、買主に対して明示する】という条項があるはずです。それなら「引き渡しまでに境界を確認してくれるなら安心だ」ではなく、そのタイミングが重要なんです。

この確認が、売買契約が済んで引き渡し間近に行われることが少なくないんです。

もし、何もかものスケジュールが決まってしまってから、土地の境界関係に重大な問題が発覚したらどうします?

今更契約を解除するのも簡単じゃないし、かと言って決済や引き渡しの日程までにトラブルが解決する見込みはつかず、売り主・買い主ともに日程を延期するのも難しいです。

そんな状態になるのを防ぐために、敷地境界の確認は売買契約の前か締結直後に行っておくことです。引き渡しまでの間があれば、軌道修正も可能です。

敷地境界の確認は、隣地所有者の立ち合いは義務ではありませんが、売り主にお願いした方が良いです。隣地所有者とも顔を合わせられますし、そういうきかっけで問題が発覚することもあります。

権利について

中古住宅だと、売主が住宅ローンの抵当権が設定されていることが多いです。

売り主の抵当権を買い主が引き継ぐなんてことはありません。売買契約書に抵当権等の抹消について書かれているはずです。確認しましょう。住宅ローンを利用して購入する場合、借りる金融機関が担保保全のために必ず確認します。

万が一、売主の抵当権をそのまま引渡しを受けてしまうと、自分の借りていない債権を引き継ぐことになります。住宅ローンを利用しないなら、売買契約書の権利の抹消に関する内容についてしっかり確認しましょう。

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