築10年~15年の中古住宅を購入する上での注意点

築10年~15年の中古住宅を購入または、購入を検討するうえでの注意点を紹介します。

中古住宅で実際に購入する人が多いのが、この築10年~15年の中古住宅です。築浅でパッと見がキレイだし、キレイな割に価格は安いので、予算に合わせて買いやすいのが特徴です。

築10年以下の超築浅物件は、欲しくても売りに出る数が圧倒的に少ないので、球数が増える築10年~15年くらいを購入する人が多いです。

築浅 中古住宅

ただ、中古とは言え土地付きで築10年~15年の家を買おうと思ったら、それなりに高額な買い物になります。買ってから40年住もうと思ったら、新築だと築40年ですが、↑この中古住宅だと築50年~55年になります。

途中で建て替えが必要になると、建物の価格分が余計な買い物になってしまいます。

新築から10年~15年の使われ方、メンテナンスで建物の寿命は大きく変わります。ここでは築10年~15年ほどの中古住宅を購入するうえでの注意点を解説します。「パッと見キレイだから」と言うだけで購入しないようにしましょう。

築10年~15年の中古住宅の基本

値段・資産価値について

建物の価値は、新築から1年で5%ずつ下落しますので、10年で建物の資産価値は50%減になっています。しかしまだ50%残っているので、今後も値下がりします。

新築と比べて半額ですから、購入しやすい価格帯になっていますが、最終的に売値を決める売り主にとっては、「まだ10年しか住んでないのに」という思いは強いです。ですから、実質の資産価値は半額でも、強気な販売価格が設定されている物件も少なくありません。

建物について

構造・外装

築20年以上の物件と比べれば、絶対的な年数が違いますので、傷みは少ないです。

ただ、新築時のクオリティ・10年間のメンテナンス次第で、傷みの差がハッキリ出ますので、一見キレイに見えても購入時のチェックは怠らないようにしましょう。

特に外装の塗り替え、床下の防湿・シロアリ対策が適切に行われているか、屋根の防水に不備はないか(天井や壁のシミ)も入念にチェックしましょう。

内装

一般的には築10年~15年程度だと、気になる部屋の壁紙の張り替えや塗装、トイレなど数十万~百万円程度リフォームで済む場合が多いですが、前オーナーの使い方次第で、リフォーム代が高額になるケースもあります。

特に水回りの床や壁にカビが無いか、建具の建てつけは悪くないか、重い物(ピアノなど)が置かれている場合床がたわんでいないかなどもチェックしましょう。

築浅だからって、チェックを怠らない事!

築浅でキレイだからと言って、チェックを怠らない事が大事です。

特に、内覧で売り主さんがまだ住んでいて立ち会う場合など、「現家主さんに不快な思いをさせたくない」と考えてサラッと表面だけ見て「キレイそうだから」で終わらせてしまう場合もあります。

それが、いざリフォームする段になって荒がいっぱい出てきたでは話になりません。

細かくチェックされるのを嫌がるような物件は買わない方が良いです。メモとペンを持って詳しくチェックしましょう。

また、物件は数を見れば見るほど色んな点が見えてきます。気になる物件は手あたり次第に内覧して、自分の目を肥やす努力も大切です。

また、契約する前にはホームインスペクション(住宅診断)も受けた方が良いでしょう。築10年~15年の中古住宅の購入を考えているという事は、先々20~30年 それ以上住む想定だと思います。「10年住んで建て替えるつもり」というなら別ですが、長く住む想定なら買う前の調査は念には念をいれましょう。